【ツイステ】ルーク・ハントさんの推せるポイント

今日は僕が最近ハマってるゲーム、「ツイステッドワンダーランド(略してツイステ)」についてちょっと書こうと思います。

 

まず、このゲームのことをよく知らない人のために簡単に説明しておくと、ツイステは魔法士養成学校「ナイトレイブンカレッジ」に入学した監督生(主人公)として、様々な寮の男子生徒たちにキュンキュンしながら親交を深めていく学園アドベンチャーゲーム

 

猫のような小動物モンスターのグリムと監督生が所属するオンボロ寮の他に「ハーツラビュルサバナクローオクタヴィネルスカラビアポムフィオーレイグニハイドディアソムニア」の7つの寮があります。

僕が一番好きなのはポムフィオーレ寮で、この寮の生徒は魔法薬学に長けているといった特徴のほか、美意識が高く、キラキラした王子様系の生徒が多数在籍しています。

 

その中で今回は、ポムフィオーレ寮の副寮長である、愛の狩人(ル・シャソゥ・ドゥアムール)ことルーク・ハントさんにスポットライトを当て、その魅力を紹介していきたいと思います。

 

■Who is ルーク・ハント?

金髪オカッパ頭に羽根付きテンガロンハットがトレードマークの眉目秀麗ミステリアスハイテンションな御仁。

 

ポムフィオーレ寮生の例に洩れず「」に対して強いこだわりを持っており、美を求め、美を助くことを人生のテーマとしています。

 

穏やかな口調の中にフランス語を交えながら話し、常に紳士的で上品な振る舞い、そしてその華麗できらびやかなルックスから、ルークさんの通る場所には爽やかな風が吹き、エオリアンハープの音色が流れていそうです。(そんな公式設定はどこにもない)

 

■称賛と肯定

 

ボーテ!100点!」は、ルークさんを象徴する代表的なセリフ。

ボーテとはフランス語で「美」「美しい」を表し、彼は美しいと感じたものに対して惜しみなくこの言葉で賛辞を送ります。

 

ルークさんの性格を如実に表したエピソードがあります。メインストーリー第5章の、文化祭のプログラム「VDC(ボーカル&ダンスチャンピオンシップ)」のメンバーを決めるオーディションで、ルークさんは審査員を務めていました。

そこでオーディション参加者全員に100点満点の評価を付け、ひたすら称賛し続けるという離れ業をやってのけたのです。

当然のことながら点差が付かないので同じく審査員を務めていたポムフィオーレ寮長のヴィル様には呆れられてしまいますが、このようにルークさんは基本的に全肯定スタイルを取り、いつも人のことを褒めているので褒めることが非常に上手です。

 

ただ、全く否定の言葉を使わないかというとそういうわけでもなく、時折「ノンノン」(あるいは「ノン」)のあとに続けてアドヴァイスを施し、美しき方向へと諸兄を導くことがあります。

「整った美もあれば、歪だからこその美もある」らしく、ルークさんにはルークさんなりの「美」への価値基準・判断尺度があり、愛の狩人としての矜持で薫陶を授けることもまたボーテということなのでしょう。

 

ボキャブラリーが独特

ここでルークさん語録をいくつか見ていきましょう。

彼は会話の中でフランス語を当然のように入れて話すため、たまに何と言っているのか分からなくなりがちなところがあります。

 

「メルシー!ムシュー」

「実にトレビアンだ!」

➢感謝と称賛を伝える言葉。フランス語日常会話の基本なので是非覚えておきたい。

 

「イストワールに耳を澄ませて」

➢魔法史の授業で聞くことができる。イストワールとは「歴史」の意味。

 

パピヨンのように優雅だ!」

「エトワールにも手が届く」

「風のアリアに身を委ねて」

➢飛行術の授業で聞くことができる。箒で空を飛ぶ姿を文学的に表現している。

 パピヨンは「蝶」、エトワールは「星」、アリアは「詠唱」(音楽用語)を意味している。

 

「ラ・フィニシオン!」

「ラ・パーフェクション!」

錬金術の授業で聞くことができる。それぞれ「仕上げだ!」「完璧だ!」のような意味。

 

マーベラス!」

➢英語を使ってしまっている。そんなところもボーテ。

 

■ポエマー気質

ルークさんは日常会話の中で唐突に詩的な表現を取り入れることがしばしば。

知性や教養の高さを感じさせ、只者ではないオーラを増幅させています。

 

ちなみに所属する部活はサイエンス部なのでおそらく理系科目にも強く、得意科目は美術なので芸術の素養も持っているということ、さらにマジフトというスポーツの大会代表選手に選ばれたり、文武両道さが窺えます。

 

また、狩人らしく常に弓矢を持ち歩いていたり、学園の全生徒の種別・名前・体長を把握していたり、非常に優れた洞察力から探偵のような名推理を披露することもあります。

 

■常軌を逸した行動力

ここでルークさんの盟友であり、ポムフィオーレ寮長のヴィル・シェーンハイト様に触れておきましょう。

ヴィル様はポムフィオーレ寮の寮長でありながら世界的スーパーモデルとして八面六臂の活躍をしており、「美」を極めてストイックに追求しています。

ルークさんに副寮長として絶大な信頼を置いている一方で、様々な形の美しさを是とするルークさんとは対照的に、ヴィル様は自分にも他人にも厳しく、己の信じる美しさこそが真の美しさとする美の絶対主義者と言えるでしょう。

 

ルークさんはヴィル様の羞花閉月の美しさに心酔しており、ヴィル様の美しさは何者にも脅かされてはならないと考えています。

ですがある日、ヴィル様の「美」が危険に晒される事件が起こります。

メインストーリー第6章にて、謎の組織「S.T.Y.X(ステュークス)」から派遣されたロボット兵器「カローン」に襲撃を受け、ヴィル様はスカラビア寮副寮長のジャミル氏と共に強制連行されることとなりました。

これを受け、ルークさんは「我が友の危急存亡のとき」と言い、物資を渡すため、ヴィル様の居場所を突き止め、後輩のエペルくんと監督生を連れて救出を試みました。

 

その際、ルークさんが「命に関わる」としてヴィル様に渡したものは、武器でもなく、食料品でもなく、化粧水でした。

 

■エペルくんの良き理解者

ヴィル様を救出するためルークさんと同行したエペル・フェルミくんは、女性と見紛うほどの愛らしいルックスをしたポムフィオーレ寮の1年生です。

大きな瞳と儚げな雰囲気、たまに見せる無邪気さに思わず「可愛い…!」と言いたくなってしまいます。

ですが本人は可愛いと言われることをあまり快く思っていない様子で、男としての強さは、肉体的な力の強さだけだと思っている節がありました。しかし後に「愛らしさ」こそが自分の魅力・武器であり、それも一つの強さの形であることを知り、ストーリーの中で順調に成長していく様が見られます。

 

エペルくんは入学式で式典服を着崩していることをヴィル様に指摘され、喧嘩を挑むのですが、返り討ちに遭ってしまい、ヴィル様への服従を命じられます。

そこでエペルくんは口調や身だしなみ、訛りを直され、ヴィル様から厳しい躾を受けることになるのですが、それを優しく支えるルークさんの存在があるからこそ、エペルくんの心の平穏が保たれているのではないでしょうか。

 

■たくさん回復してくれる

ここからゲーム内でのルークさんの能力についてちょっと触れていきます。

このゲームには登場キャラクターの「カード」のレベルを上げて育成し、魔法を使って戦うバトル要素があります。

ルークさんの性能はというと…最初に結論から言うと、最強クラス。

カードのレアリティには3種類あり、レアリティが高く、強い順に「SSR」「SR」「R」に分類されます。

基本的にはゲームを進めていくにつれて強いカードの枚数が増えていき、試験での成績を上げやすくなっていきます。

よほど課金しない限りゲームの序盤では「SSR」のカードを何枚も入手することは困難なので、「SR」や「R」のカードをまずは育成して、ストーリーを進めていくことになるのですが、その中で「制服ルーク」のカードは、非常に強力な追加効果を持つ魔法を使うことができます。

ノンノン、力任せはダメだよ」と言って、たくさんHPを回復してくれます。

入手することが容易な「R」のカードであるにもかかわらず、その回復量は、「SR」や「SSR」を含めた全カード中最大を誇ります。

「SR」のカードである「実験着ルーク」は、使用する2つの魔法の両方が木属性であるため、水属性の試験では常に相手の弱点を突くことができ、また、相手から受けるダメージ量を減らすことができるので有利になります。

レアリティが「SSR」の「寮服ルーク」は全カード中トップクラスの火力を持ち、魔法1でATK UP(中)の追加効果を発生させた後に魔法2でエペルくんとのDUO魔法を使用すると、大ダメージを見込めます。

 

魅力的なキャラクターとストーリーだけでなく、バトルの戦略性やリズミックでも楽しめるゲームなので、お手すきの際にダウンロードしてやってみてはいかがでしょうか。

 

 

終わりこそ美しく、フィン